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330mlボトル1本
¥700
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750mlボトル1本
¥1,700
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
ヴィンテージ 2023年
ビアスタイル Grapes Yeast Beer
ホップ Cascade、Citra、HBC586、Motueka、Nelson Sauvin、Waimea
樽熟成 樽発酵、8か月熟成
副原料 ぶどう(生産者:小山田幸紀)
Alc. / IBU 9% / 13
山梨県のワイン醸造所、ペイザナ中原ワイナリーのドメーヌ・オヤマダとコラボレーション!栽培醸造家の小山田幸紀氏が手掛けた、ワイン用葡萄に付着する自然酵母で発酵させたビールをオーク樽熟成して仕上げました。
自然酵母によって引き出されたリンゴやオレンジ、ラフランスのような風味が、樽熟成によって、より複雑かつ伸びやかに感じられるようになり、Alc.9%のボリュームで最後の余韻までリッチに楽しめる一杯となりました。葡萄による自然酵母ビールの新たなる境地をぜひお楽しみ下さい!
〈テイスティングコメント〉
【外観】
輝きのあるオレンジ
【香り】
トップでオレンジ、黄桃、焼きリンゴ、ラフランスなどを思わせる果実の要素が、熟した印象が重なることにより、華やかでありながら上品に香ります。不思議とデラウェア葡萄のアロマも存在しています。
【味わい】
口中ではアロマでも感じられたフルーティーさが華やかに広がり、樽熟成によって丸みを帯びた酸味が程よく感じられ、食欲を刺激します。中盤から自然酵母や樽熟成からなる、これまた心地よい渋み、苦みが現れ、ワインを思わせるような贅沢な余韻をつくりあげています。トップの人懐っこい印象がありながら、洗練された味わいで気品のある余韻を持つ点が、このビールの魅力的な部分に感じます。
【食べ合わせ】
万能な食中酒になると思います。餡のかかる揚げ出し豆腐と合わせたいです。
《ドメーヌ・オヤマダ 小山田幸紀氏》
2011年に小山田氏を中心にペイザナ農事組合を設立。2014年に共同醸造所であるペイザナ中原ワイナリーを設立。ドメーヌ・オヤマダは栽培から醸造まで一人でこなし、培養酵母を使用せず自然酵母でナチュラルなワイン造りをされています。常に収穫にたくさんの人が集まるのも、小山田さんの仕事へのストイックな姿勢、情熱に加え魅力的な人柄によるものだと思います。
高い醸造技術に加え、「ブドウのポテンシャルを追求し、いたずらにワインを汚さない」という信念のもと作り出されるワインはまさに小山田さんそのものとも言える、一言では説明できない奥深さを感じます。
《2023年のNatural Yeast Beer ~Domaine Oyamada~》
小山田さんは私がワイン醸造学を学んでいた学生時代の時から大変お世話になっている、心から尊敬する醸造家です。今回も葡萄の笠かけ、収穫から手伝わせていただきました。
小山田さんが栽培する葡萄の自然酵母を使用してのビールづくりは今年で6年目となりましたが、昨年の収穫でお会いした際、今までの自然酵母ビールの仕上がりにはまだまだ課題があるということを突き付けられる形となり、自分の中でも、もっと良い仕上がりを目指していかねばならないと痛感するタイミングがありました。
そんな事もあって、ビールの仕込み方法を大幅に変更し2023年の自然酵母と対峙しました。今年度は発酵温度をほとんど管理せず、低温状態から自然酵母の発酵熱の許す限り、自由な温度帯で伸び伸びと酵母たちに頑張ってもらいました。そしてフランスから買い付けた500Lの新樽で短期間熟成させ、その後200L樽へ移送しさらに半年以上熟成させています。発酵から生まれた程よいガスも心地よく感じられ、層の厚い味わい深いビールへと仕上がりました。ラベルやビール名も大きくリニューアルすることで、より進化した自然酵母の魅力をお伝えすると共に、ビール、ワインを愛する皆様へ楽しんでいただければと思っています。
反射炉ビヤ 山田隼平